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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻1号

2005年01月発行

文献概要

今月の主題 日常診療で診るGERD(胃食道逆流症) GERDで起こる病態

GERDとBarrett食道

著者: 八木一芳1 中村厚夫1 関根厚雄1

所属機関: 1新潟県立吉田病院内科

ページ範囲:P.72 - P.74

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ポイント

Barrett食道は食道が円柱上皮で置き換わった病変であり,胃食道逆流症(gastroesophageal reflux disease:GERD)を背景に発生するとされている.

Barrett食道は食道腺癌の発生母地であり,特に特殊円柱上皮と呼ばれる不完全型腸上皮化生が重要視されている.

本邦では3cm以上の長さを有する典型的Barrett食道は少ないが,3cm以下のshort segment Barrett’s esophagus(SSBE)は日常的に経験する.しかし,どのようなSSBEが食道腺癌のハイリスクかは今後の検討が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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