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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻1号

2005年01月発行

今月の主題 日常診療で診るGERD(胃食道逆流症)

GERDで起こる病態

GERDと非心臓性胸痛―食道痙攣を含めて

著者: 岩切勝彦1 林良紀1 坂本長逸1

所属機関: 1日本医科大学第3内科

ページ範囲:P.86 - P.88

文献概要

ポイント

胃酸逆流により胸痛をきたすことを常に念頭において診療する必要がある.

GERD患者の胸痛を有する頻度は約10%である.

冠動脈疾患患者の約半数はGERDを合併しているといわれ,心臓性,食道性胸痛の両者を有する可能性もある.

胃酸逆流による胸痛の場合には,制酸薬,飲水により症状の改善,またプロトンポンプ阻害薬(PPI)テストにより症状の改善,消失がみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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