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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻1号

2005年01月発行

文献概要

今月の主題 日常診療で診るGERD(胃食道逆流症) 特殊な例のGERD

胃切除例のGERD

著者: 片田夏也1 渋谷慈郎1 渡邊昌彦1

所属機関: 1北里大学医学部外科学

ページ範囲:P.114 - P.116

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ポイント

幽門側胃切除術や噴門側胃切除術後の逆流性食道炎は,逆流物質が胃液の場合と十二指腸液の場合がある.

胃液の逆流にはPPIが,十二指腸液のうち膵液の逆流には蛋白分解酵素阻害薬が有効である.

胃全摘術後の逆流性食道炎は十二指腸液の逆流により生じ,蛋白分解酵素阻害薬が有効である.

逆流の原因が消化管運動の低下にある場合には消化管運動亢進薬が有効なことがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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