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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻10号

2005年10月発行

文献概要

今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方 気道感染症治療のポイント

急性気道感染症に対する抗菌薬の使い分け―Q“普段は元気がよい方が「肺炎」で入院しました.抗菌薬使用の考え方は?” Q“元来健康な方のセフェム,ペニシリン無効の肺炎の治療法は?”

著者: 中森祥隆1

所属機関: 1国家公務員共済組合連合会三宿病院呼吸器科

ページ範囲:P.1704 - P.1707

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ポイント

肺炎球菌,インフルエンザ菌などによる細菌性肺炎と,マイコプラズマ,肺炎クラミジアなどによる非定型肺炎がある.

細菌性肺炎と非定型肺炎の鑑別が重要.

マクロライド系薬は非定型肺炎に有効,併用薬に注意が必要.

ペニシリン,セフェム系薬は細菌性肺炎に有用であるが非定型肺炎には無効.

キノロン薬は重症肺炎,レジオネラ肺炎に推奨.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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