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今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方 気道感染症治療のポイント
嚥下性肺炎の治療と予防―Q“高齢者の方がむせて「肺炎」で入院したときの抗菌薬使用の考え方と予防の方法は?”
著者: 川村純生1 河野茂2
所属機関: 1かわむら内科 2長崎大学大学院医歯薬学総合研究科感染分子病態学講座(第2内科)
ページ範囲:P.1713 - P.1715
文献購入ページに移動誤嚥は気道内へ食物や口腔内常在菌などを吸引することである.
中枢神経疾患や加齢による要因が注目されている.
高齢者では臨床症状が乏しいことが多く,日頃からよく観察しておくことが必要.
大脳基底核に病変を有する患者は嚥下性肺炎を起こしやすい.
嚥下性肺炎の原因菌は複数菌感染が多く,嫌気性菌の関与も重要である.
予防のために摂食介助,口腔ケアに努める.
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