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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻10号

2005年10月発行

今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方

気道感染症治療のポイント

肺炎球菌ワクチンの意義―Q“肺炎球菌ワクチンはどのような方に用いるのでしょうか?どのような効果が期待できますか?”

著者: 布施克也1 塚田弘樹2 下条文武2

所属機関: 1新潟県立松代病院内科 2新潟大学大学院医歯学総合研究科第二内科

ページ範囲:P.1734 - P.1737

文献概要

ポイント

高齢者が増加し,肺炎球菌の耐性化が進む現在,肺炎球菌ワクチンの意義は大きい.

肺炎球菌ワクチンは主たる莢膜抗原23血清型からつくられた23価ワクチンであり,耐性肺炎球菌も含め,病原血清型の85~95%をカバーする.

インフルエンザワクチンとの併用により高い有効性が期待できる.

CDCのrecommendationを参考に,日本の実情に合わせた運用が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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