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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻10号

2005年10月発行

文献概要

今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方 気管支喘息と慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療のポイント

テオフィリン薬の効果と使用上の注意―Q“テオフィリンは喘息の治療にどのように用いるのでしょうか?” Q“COPDにテオフィリンは効果があるのでしょうか?”

著者: 石井彰1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院臨床検査部

ページ範囲:P.1754 - P.1757

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ポイント

テオフィリン徐放製剤は喘息の長期管理目的ではその有用性は確立している.

急性増悪の治療において,日本ではアミノフィリンの点滴がよく用いられるが,国際的にはいまだ論議がある.

COPDでは安定期の症状コントロールとしても急性増悪時の治療としても,吸入気管支拡張薬(β2刺激薬,抗コリン薬)のほうがテオフィリンより望ましいとされる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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