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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻10号

2005年10月発行

文献概要

今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方 気管支喘息と慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療のポイント

抗コリン薬の効果と使用上の注意―喘息とCOPDの治療における位置付け―Q“抗コリン薬は喘息の治療にどのように用いるのでしょうか?” Q“抗コリン薬はCOPDの治療にどのように用いるのでしょうか?”

著者: 大田健1

所属機関: 1帝京大学医学部内科

ページ範囲:P.1759 - P.1762

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ポイント

気管支拡張薬には,抗コリン薬のほかにβ2刺激薬,徐放性テオフィリンがある.

COPDでは,薬物療法により生命予後を変えることはできないが,気管支拡張薬は症状を軽減しQOLを改善する.

高齢者では喘息とCOPDの合併する例が多く,抗コリン薬を含む気管支拡張薬併用療法が効果を現わすことが期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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