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文献概要
今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方 その他の疾患治療のポイント
サルコイドーシス―Q“肺サルコイドーシスの治療はどのようにすればよいのでしょうか?”
著者: 山口哲生1
所属機関: 1JR東京総合病院呼吸器内科
ページ範囲:P.1780 - P.1783
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肺野陰影がある場合(Ⅱ期,Ⅲ期)でも粒状陰影,綿花状陰影は自然に改善する可能性が高いので経過観察とし,自覚症状の悪化などが加われば治療の適応となる.見極めが難しい.
気管支血管束に沿った陰影の増加や肺葉の収縮などは自然改善傾向に乏しいので,治療導入の指標となる.
プレドニンは30mg/日から開始して約1年で維持量とすることを目安とする.吸入ステロイド薬,免疫抑制剤なども試してみる価値はある.
肺野陰影がある場合(Ⅱ期,Ⅲ期)でも粒状陰影,綿花状陰影は自然に改善する可能性が高いので経過観察とし,自覚症状の悪化などが加われば治療の適応となる.見極めが難しい.
気管支血管束に沿った陰影の増加や肺葉の収縮などは自然改善傾向に乏しいので,治療導入の指標となる.
プレドニンは30mg/日から開始して約1年で維持量とすることを目安とする.吸入ステロイド薬,免疫抑制剤なども試してみる価値はある.
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