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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻10号

2005年10月発行

今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方

その他の疾患治療のポイント

サルコイドーシス―Q“肺サルコイドーシスの治療はどのようにすればよいのでしょうか?”

著者: 山口哲生1

所属機関: 1JR東京総合病院呼吸器内科

ページ範囲:P.1780 - P.1783

文献概要

ポイント

肺野陰影がある場合(Ⅱ期,Ⅲ期)でも粒状陰影,綿花状陰影は自然に改善する可能性が高いので経過観察とし,自覚症状の悪化などが加われば治療の適応となる.見極めが難しい.

気管支血管束に沿った陰影の増加や肺葉の収縮などは自然改善傾向に乏しいので,治療導入の指標となる.

プレドニンは30mg/日から開始して約1年で維持量とすることを目安とする.吸入ステロイド薬,免疫抑制剤なども試してみる価値はある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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