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今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方 その他の疾患治療のポイント
急性肺血栓塞栓症―Q“抗凝固剤,血栓溶解剤の使用法の実際は?”
著者: 金澤實1
所属機関: 1埼玉医科大学呼吸器病センター呼吸器内科
ページ範囲:P.1784 - P.1786
文献購入ページに移動急性肺塞栓症(APE)を疑った時点からヘパリンによる抗凝固療法を開始する.
ヘパリン開始から3日以内にワルファリン治療に切り替える.
広汎型APE,亜広汎型APEにt-PA製剤を用いた血栓溶解療法が推奨される.
抗凝固療法・血栓溶解療法ともに禁忌に配慮し,かつ投与中は出血に十分注意する.
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