文献詳細
今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方
気道症状治療のポイント
文献概要
ポイント
去痰療法は補助的治療であるが,患者の症状,苦痛軽減のため,積極的に行われるべきである.
去痰薬の分類,粘液溶解薬,粘液修復薬,粘液潤滑薬の違いを理解し,痰の性状に合わせて処方しなければならない.
通常の去痰薬で,効果不十分な場合には,14員環マクロライドの抗菌薬は,慢性気道感染症の患者に,少量長期に投与することによって喀痰量を減少させ,気道の炎症を改善することが期待できることがある.
漢方薬にも去痰作用を有するものがあり,その内服も考慮すべきである.
去痰療法は補助的治療であるが,患者の症状,苦痛軽減のため,積極的に行われるべきである.
去痰薬の分類,粘液溶解薬,粘液修復薬,粘液潤滑薬の違いを理解し,痰の性状に合わせて処方しなければならない.
通常の去痰薬で,効果不十分な場合には,14員環マクロライドの抗菌薬は,慢性気道感染症の患者に,少量長期に投与することによって喀痰量を減少させ,気道の炎症を改善することが期待できることがある.
漢方薬にも去痰作用を有するものがあり,その内服も考慮すべきである.
掲載誌情報