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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻11号

2005年11月発行

文献概要

今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療 がんの基本的知識

がん治療のトレンド2005

著者: 向井博文1

所属機関: 1国立がんセンター東病院化学療法科

ページ範囲:P.1884 - P.1887

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ポイント

がんによる死亡者数は男女とも増加しているが,増加率は減少傾向にある.

PETの検診における有用性評価はまだ定まっていない.

bevacizumabは VEGF分子を標的とするヒト化マウスモノクローナル抗体であり,VEGFの血管内皮に対する作用を阻害することで抗がん作用を示す.

erlotinibは小分子化合物であり,EGFRの細胞膜内チロシンキナーゼ領域を阻害することで抗がん作用を示す.

trastuzumabはHER2蛋白を標的とするヒト化マウスモノクローナル抗体であり,HER2を介する細胞増殖刺激シグナル伝達を遮断することで抗がん作用を示す

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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