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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻11号

2005年11月発行

文献概要

今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療 コモンキャンサーズ 最新情報 【肺がん】

肺がん検診の方法,効用と問題点

著者: 楠本昌彦1 金子昌弘2 荒井保明1

所属機関: 1国立がんセンター中央病院放射線診断部 2国立がんセンター中央病院内視鏡部

ページ範囲:P.1926 - P.1928

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ポイント

わが国の肺がん検診は,胸部単純X線撮影と喀痰細胞診を行う方法が標準的である.

肺がん検診は,適切に行うならば死亡率減少に寄与する可能性が高い,と考えられている.

低線量CTを用いた肺がん検診は,発見率が高く,かつ発見された肺がんのなかでのⅠ期の割合が多いが,肺がん死亡数の減少効果については証明されていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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