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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻11号

2005年11月発行

今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療

コモンキャンサーズ 最新情報 【大腸がん】

大腸ポリープへのアプローチ

著者: 藤井隆広1

所属機関: 1TFクリニック

ページ範囲:P.1950 - P.1952

文献概要

ポイント

直腸の過形成性ポリープは,内視鏡治療の対象とはならないが,右半結腸に存在する10mm以上の過形成性ポリープや,松毬様を呈するserrated adenoma(SV型)においては内視鏡治療の対象となる.

5mm未満の微小腺腫性ポリープの内視鏡治療は,年齢に応じた対処が望ましい.

10mm以上の腺腫性ポリープは,がん化している可能性があるため,特例を除いては年齢を問わず内視鏡治療の適応と考える.

大腸内視鏡検査・治療を行う前には,十分な説明と同意(IC)が必要である.治療前には,抗凝血剤服用の有無は確認すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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