文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療 コモンキャンサーズ 最新情報 【前立腺がん】
前立腺がんの薬物療法
著者: 河野勤1
所属機関: 1国立がんセンター中央病院腫瘍内科
ページ範囲:P.1972 - P.1975
文献購入ページに移動ポイント
転移性の前立腺がんに対してはまず内分泌療法が適応となる.
外科的あるいは薬物的去勢術によって80~90%において骨痛などの症状を軽減させることが可能である.
MABは単独療法に比べ5年生存率は2~3%上昇するが,副作用やコストの増加を勘案する必要がある.
ホルモン不応性となった前立腺がんには抗がん剤が適応となり,近年はドセタキセルの効果が注目されている.
転移性の前立腺がんに対してはまず内分泌療法が適応となる.
外科的あるいは薬物的去勢術によって80~90%において骨痛などの症状を軽減させることが可能である.
MABは単独療法に比べ5年生存率は2~3%上昇するが,副作用やコストの増加を勘案する必要がある.
ホルモン不応性となった前立腺がんには抗がん剤が適応となり,近年はドセタキセルの効果が注目されている.
掲載誌情報