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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻11号

2005年11月発行

今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療

抗がん剤の副作用と対策

間質性肺炎

著者: 小倉孝氏1 加藤晃史1 大江裕一郎1

所属機関: 1国立がんセンター中央病院内科

ページ範囲:P.1996 - P.1998

文献概要

ポイント

がん薬物療法を行う際には,常に薬剤性間質性肺炎の合併を念頭に置くべきである.

初発症状は発熱,息切れ,乾性咳嗽などの非特異的な症状である.

薬剤性間質性肺炎の疑われる状況では,必ず胸部X線を撮像し,以前の画像と比較する.

治療は第一に薬剤の中止である.ステロイド投与にあたっては呼吸器科医へのコンサルトが望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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