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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻12号

2005年11月発行

特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第7集

外来でできる迅速キット検査

溶連菌

著者: 設楽政次1 梅津静子1 板垣智之1

所属機関: 1佼成病院臨床検査科

ページ範囲:P.58 - P.61

文献概要

 われわれが第31回日本臨床病理学会(1984年)でA群溶血性レンサ球菌抗体感作ラテックス凝集反応による迅速抗原検出法「10-Minute Group A Strep ID(Marion Scientific,Division of Marion Laboratories,Inc,Kansas City,MO)」を発表してから約20年が経過した.この間,EIA法,イムノクロマトグラフィー法などの迅速検出法が市販され,現在では,より簡便なイムノクロマトグラフィー法が市場の大半を占め,市販件数も年々増加の傾向がみられる.現在,市販されている主なA群溶血性レンサ球菌抗原検出キットについて紹介する.

異常値の出るメカニズム

 「A群溶血性レンサ球菌抗原迅速検出キット検査における不確かさの要因の同定」を図1に示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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