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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻12号

2005年11月発行

特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第7集

血液検査 凝固・線溶系検査

出血時間

著者: 村上直己1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.106 - P.107

文献概要

異常値の出るメカニズムと臨床的意義

 出血時間は皮膚に一定の切創を加えて出血させ,自然止血に要する時間を測定する検査である.一次止血機能の過程をin vivoで検査できる唯一の検査として,古典的な検査ながら現在でも広く行われている.

 一次止血に関与する血小板数・血小板機能・毛細血管とその周囲組織の性状が主に影響するため,これらの異常が出血時間延長につながる.とりわけ血小板数・血小板機能のスクリーニング検査の意味合いが強い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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