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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻12号

2005年11月発行

特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第7集

血液生化学検査 血液ガス・電解質・微量金属

Ca/P

著者: 伴良行1 伴良雄2

所属機関: 1昭和大学医学部附属烏山病院内科 2昭和大学医学部第3内科

ページ範囲:P.276 - P.278

文献概要

正常と異常の判断

 1. 血清Caの基準値

 体内のCaの0.1%が血中に存在する.約50%がイオン化Caとして存在する.血清総Ca基準値は施設によって異なる.低蛋白血症は血清Ca濃度に影響するので,アルブミン濃度で補正する.血中アルブミンは日内変動があり,早朝に採血する.

 血清Ca基準値:8.5~10.5mg/dl

 補正Ca値(mg/dl)

 =実測Ca値(mg/dl)+4-アルブミン値(g/dl)

 血清イオン化Ca基準値:4.2~5.0 mg/dl

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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