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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻12号

2005年11月発行

特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第7集

血液生化学検査 血中薬物濃度

抗てんかん薬,向精神薬

著者: 岡島由佳1 上島国利1

所属機関: 1昭和大学医学部精神医学教室

ページ範囲:P.296 - P.298

文献概要

 向精神薬とは,中枢神経系に対する選択的な影響を通じて,精神機能や行動に特徴的な変化を起こすことを主な作用とする薬物で,抗てんかん薬,抗精神病薬などの精神科治療薬と,麻薬や幻覚剤といった精神異常発現薬を含んでいる.

 向精神薬の中で,臨床的に血中濃度モニタリング(therapeutic drug monitoring:TDM)が行われている薬剤は,抗てんかん薬,抗精神病薬の中のhaloperidol(HPD),bromperidol(BPD),気分調整薬である炭酸リチウムである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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