文献詳細
特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第7集
免疫学的検査 感染症関連検査 微生物の抗原・抗体検査
文献概要
Mycoplasma科にはMycoplasma属とUreaplasma属があり,前者のMycoplasma属でヒトから分離される主な種はM.pneumoniae,M.hominis,M.fermentas,M.salivarium,M.oraleなどである.このうち,急性呼吸器感染症の起炎微生物として病原性が確立されているのはM.pneuumoniae(以下,M.p.)のみである.そこで,本稿ではM.p.の抗体について述べることとする.
異常値の出るメカニズムと臨床的意義
抗体とは,抗原と特異的に結合する蛋白質で,免疫グロブリンと総称され,IgG,IgA,IgM,IgG,IgEの5つのクラスがある.このなかで主として感染防御に関与するのはIgGとIgMである.
異常値の出るメカニズムと臨床的意義
抗体とは,抗原と特異的に結合する蛋白質で,免疫グロブリンと総称され,IgG,IgA,IgM,IgG,IgEの5つのクラスがある.このなかで主として感染防御に関与するのはIgGとIgMである.
掲載誌情報