icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina42巻12号

2005年11月発行

特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第7集

免疫学的検査 自己免疫関連検査

抗Sm抗体

著者: 上阪等1

所属機関: 1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科膠原病・リウマチ内科

ページ範囲:P.424 - P.425

文献概要

異常値の出るメカニズムと臨床的意義

 抗Sm抗体は全身性エリテマトーデス(SLE)患者の血清に見いだされて報告された自己抗体で,発見の由来となった患者名Smithの初めの2文字が冠されている.以前よく用いられた受身血球凝集(PHA)法による抗ENA抗体測定でRNase抵抗性抗体として検出される 抗核抗体(anti-nuclear antibody:ANA)の1つである.

 この抗体は,細胞核内のRNA/リボ核蛋白複合体である核内低分子リボ核蛋白(small nuclear ribonucleoprotein:sn-RNP)分子のうちのU1,U2,U4/6,U5RNPと反応する.抗体結合蛋白はこれらの蛋白の共通構成成分であるB/B’,D1,D2,D3,E,F,Gなどの蛋白である.なかでもB/B’,D1,D3が認識されていることが多く,E,F,G蛋白はnativeな形でのみ認識される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら