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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻12号

2005年11月発行

特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第7集

免疫学的検査 免疫血液学的検査

不規則抗体

著者: 石丸健1 加藤俊明1 池田久實1

所属機関: 1北海道赤十字血液センター検査部

ページ範囲:P.482 - P.485

文献概要

 不規則抗体とは,規則的に検出される抗A・抗B以外の赤血球同種抗原に対する抗体の総称であり,抗原刺激によって産生される免疫抗体と産生原因が不明な自然抗体の2つに大別される.この中で臨床的に重要な不規則抗体のほとんどは前者の免疫抗体であり,溶血性輸血副作用や新生児溶血性疾患(hemolytic disease of the newborn:HDN)に関与する.

 本稿では不規則抗体の臨床的意義を中心に,その検出方法と検査の進めかたについて概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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