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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻13号

2005年12月発行

文献概要

今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ 急性冠症候群の理解

急性冠症候群の発症と心筋障害のメカニズムは?―心筋虚血障害の病理/生化学的変化

著者: 佐藤孝宏1 三浦哲嗣1

所属機関: 1札幌医科大学医学部内科学第2講座

ページ範囲:P.2079 - P.2081

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ポイント

急性冠症候群における心筋障害は心筋ハイバーネーションと心筋スタニング,あるいはさらに心筋梗塞が合併した複雑な病態と考えることができる.

梗塞サイズの規定因子は虚血時間と冠側副血流量である.

細胞内Ca2+過負荷とミトコンドリアの透過性偏移が心筋細胞の虚血再灌流障害の発生機序に重要であると考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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