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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻13号

2005年12月発行

文献概要

今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ 急性冠症候群の理解

メタボリックシンドロームは急性冠症候群の発症にどう影響するか?

著者: 鬼柳尚1 宮崎哲朗1 代田浩之1

所属機関: 1順天堂大学医学部循環器内科

ページ範囲:P.2082 - P.2085

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ポイント

メタボリックシンドロームの概念は,内臓肥満を起源としたアディポサイトカインの分泌異常が,血管障害,耐糖能異常,高脂血症にかかわってくるとの考えが基になっている.

アディポネクチン,TNF-αなどのアディポサイトカインの分泌異常が,動脈硬化層の形成や凝固異常,炎症などを引き起こし,急性冠症候群の発症に関与する.

メタボリックシンドロームを早期に診断し,速やかに是正することが急性冠症候群の予防に重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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