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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻13号

2005年12月発行

文献概要

今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ 患者へのアプローチ 【胸痛患者へのアプローチ】

超急性期の12誘導心電図―その重要性と解釈

著者: 小菅雅美1 木村一雄1

所属機関: 1横浜市立大学附属市民総合医療センター循環器内科

ページ範囲:P.2104 - P.2108

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ポイント

心筋梗塞超急性期の心電図では,T波の尖鋭・増高(hyperacute T)が診断の鍵となる.

胸痛とともにQRS幅の増大を認めた場合は,広範な心筋虚血が生じ,重篤な病態を呈していることが予想される.

一見,明らかな心電図異常がないようでも必ず以前の心電図がある場合には比較し,また経過を追って心電図を記録し比較することが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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