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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻13号

2005年12月発行

今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ

急性冠症候群の治療 【ST上昇型急性冠症候群】

来院時の重症度判定

著者: 石原正治1

所属機関: 1広島市立広島市民病院循環器科

ページ範囲:P.2126 - P.2128

文献概要

ポイント

Killip分類は聴診器と血圧計だけでできる,簡便かつ有用なリスク層別化の指標である.

心原性ショック(Killip IV)の予後はきわめて不良である.

重症例ほど迅速かつ確実な治療が予後の改善に必要である.

ST上昇型急性冠症候群では迅速な再灌流を得ることが最も重要であり,重症度判定のために再灌流療法が遅れるようなことがあってはならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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