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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻13号

2005年12月発行

文献概要

今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ 急性冠症候群の治療 【ST上昇型急性冠症候群】

血栓溶解療法とカテーテル治療の比較

著者: 大嶋秀一1

所属機関: 1熊本中央病院循環器科

ページ範囲:P.2131 - P.2134

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ポイント

急性心筋梗塞症(AMI)に対する血栓溶解療法には,経カテーテルから行うintracoronary thrombolysis(ICT)と経静脈的なintraveneous coronary thrombolysis(IVCT)に分けられる.さらにマイクロカテーテルから冠血栓に直接噴霧できるPIT(pulse infusion thrombolysis)が開発された.

AMIに対する急性期治療は,カテーテル治療が血栓溶解療法より短長期予後は優れている.

AMIの急性期治療では,末梢塞栓に伴うno-reflowを予防することが重要であり,PITや血栓吸引/末梢保護療法が有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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