文献詳細
文献概要
今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ 急性冠症候群の治療 【ST上昇型急性冠症候群】
血栓溶解療法とカテーテル治療の比較
著者: 大嶋秀一1
所属機関: 1熊本中央病院循環器科
ページ範囲:P.2131 - P.2134
文献購入ページに移動ポイント
急性心筋梗塞症(AMI)に対する血栓溶解療法には,経カテーテルから行うintracoronary thrombolysis(ICT)と経静脈的なintraveneous coronary thrombolysis(IVCT)に分けられる.さらにマイクロカテーテルから冠血栓に直接噴霧できるPIT(pulse infusion thrombolysis)が開発された.
AMIに対する急性期治療は,カテーテル治療が血栓溶解療法より短長期予後は優れている.
AMIの急性期治療では,末梢塞栓に伴うno-reflowを予防することが重要であり,PITや血栓吸引/末梢保護療法が有用である.
急性心筋梗塞症(AMI)に対する血栓溶解療法には,経カテーテルから行うintracoronary thrombolysis(ICT)と経静脈的なintraveneous coronary thrombolysis(IVCT)に分けられる.さらにマイクロカテーテルから冠血栓に直接噴霧できるPIT(pulse infusion thrombolysis)が開発された.
AMIに対する急性期治療は,カテーテル治療が血栓溶解療法より短長期予後は優れている.
AMIの急性期治療では,末梢塞栓に伴うno-reflowを予防することが重要であり,PITや血栓吸引/末梢保護療法が有用である.
掲載誌情報