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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻13号

2005年12月発行

今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ

急性冠症候群の治療 【ST上昇型急性冠症候群】

β遮断薬とACE阻害薬/ARBの効果―大規模無作為比較試験

著者: 小堀裕一1 山科章1

所属機関: 1東京医科大学第2内科

ページ範囲:P.2135 - P.2137

文献概要

ポイント

β遮断薬は急性期および慢性期予後改善効果があり,早期より開始すべきであるが,本邦では冠攣縮性狭心症が高頻度であることから躊躇される傾向にある.

ACE阻害薬はハイリスク症例ほど予後改善効果が期待できる.

ARBはACE阻害薬とほぼ同等の予後改善効果が期待でき,ACE阻害薬に忍容性のない患者に推奨される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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