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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻13号

2005年12月発行

文献概要

今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ 急性冠症候群の治療 【冠攣縮性狭心症の診断と治療】

急性冠症候群の発症と突然死への関与

著者: 大塚文之1 小島淳1 小川久雄1

所属機関: 1熊本大学大学院医学薬学研究部循環器病態学

ページ範囲:P.2149 - P.2151

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ポイント

冠攣縮の主因は,冠動脈内皮からの一酸化窒素(NO)産生低下および血管平滑筋の収縮性亢進であると考えられている.

冠攣縮が生じると血液凝固能や血小板凝集能は亢進,線溶能は低下し,冠動脈血栓が形成されやすい.

冠攣縮は,急性心筋梗塞や不安定狭心症の原因となりうるだけでなく,致死性不整脈の合併から突然死の原因となる場合がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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