文献詳細
文献概要
今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ 急性冠症候群の治療 【最重症例への対応】
心原性ショック症例をいかに救うか
著者: 堀内賢二1
所属機関: 1済生会熊本病院心臓血管センター内科
ページ範囲:P.2166 - P.2169
文献購入ページに移動ポイント
心原性ショックを呈する原因の把握が必要である(梗塞責任病変と機械的合併症の把握および右室梗塞の循環動態の把握と治療).
急性心筋梗塞に伴う心原性ショックであり,機械的合併症がないことを確認した場合,早期の循環動態の安定化と梗塞責任病変の再灌流を実施すべきである.
再灌流療法後の微小循環の改善が院内死亡率を改善するため,末梢保護あるいは再灌流障害の予防を考慮すべきである.
心原性ショックを呈する原因の把握が必要である(梗塞責任病変と機械的合併症の把握および右室梗塞の循環動態の把握と治療).
急性心筋梗塞に伴う心原性ショックであり,機械的合併症がないことを確認した場合,早期の循環動態の安定化と梗塞責任病変の再灌流を実施すべきである.
再灌流療法後の微小循環の改善が院内死亡率を改善するため,末梢保護あるいは再灌流障害の予防を考慮すべきである.
掲載誌情報