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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻13号

2005年12月発行

今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ

急性冠症候群の治療 【再灌流後の薬物療法】

アンジオテンシン変換酵素阻害薬とアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬の効果

著者: 小林欣夫1 小室一成2

所属機関: 1千葉大学医学部附属病院冠動脈疾患治療部 2千葉大学大学院医学研究院循環病態医科学

ページ範囲:P.2173 - P.2175

文献概要

ポイント

ACE阻害薬の急性心筋梗塞後のイベント発生抑制効果は確立されている.

急性心筋梗塞発症後,ACE阻害薬を少量より慎重に投与し,24~48時間で維持量まで増量する.

ARBもACE阻害薬と同等の効果があることが示されている.

急性心筋梗塞症例におけるACE阻害薬とARBの併用の有用性に関するエビデンスはいまだ得られていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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