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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻13号

2005年12月発行

文献概要

今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ 急性冠症候群の治療 【再灌流後の薬物療法】

スタチンの効果と適用

著者: 中田佳延1 池脇克則1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学循環器内科

ページ範囲:P.2176 - P.2178

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ポイント

現在までにスタチンを使ったさまざまな大規模介入臨床研究が実施され,冠動脈疾患に対する一次予防および二次予防においてその有効性が確立された.

急性冠症候群における有効性を示唆するデータも多数報告されている.

急性冠症候群に対する短期的なスタチンの効果は多面的薬理作用が関与し,長期的な効果はそのコレステロール低下作用によると考えられている.

急性冠症候群患者へのスタチン導入は発症早期に行い,十分にコレステロールを低下させることが望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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