文献詳細
今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開
肥満症診療へのアプローチ
文献概要
ポイント
肥満の診療においては,必ず二次性肥満の除外を念頭におく.これがなされて初めて単純性肥満の診断が下せる.
二次性肥満のうち,もっとも頻度の高いのは内分泌性肥満である.特に甲状腺機能低下症,Cushing 症候群は見逃さないようにする.
単純性肥満でも,内臓脂肪蓄積による肥満症ではさまざまな代謝異常を生じ,個々の病態が軽度であっても,それらの集積は強い冠動脈疾患の誘引となるので,全体像を注意深く評価する.
肥満の診療においては,必ず二次性肥満の除外を念頭におく.これがなされて初めて単純性肥満の診断が下せる.
二次性肥満のうち,もっとも頻度の高いのは内分泌性肥満である.特に甲状腺機能低下症,Cushing 症候群は見逃さないようにする.
単純性肥満でも,内臓脂肪蓄積による肥満症ではさまざまな代謝異常を生じ,個々の病態が軽度であっても,それらの集積は強い冠動脈疾患の誘引となるので,全体像を注意深く評価する.
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