icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina42巻2号

2005年02月発行

今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開

肥満症診療へのアプローチ

肥満症患者診察の基本と留意点

著者: 川村光信1

所属機関: 1東京逓信病院内科(内分泌代謝内科)

ページ範囲:P.200 - P.202

文献概要

ポイント

肥満の診療においては,必ず二次性肥満の除外を念頭におく.これがなされて初めて単純性肥満の診断が下せる.

二次性肥満のうち,もっとも頻度の高いのは内分泌性肥満である.特に甲状腺機能低下症,Cushing 症候群は見逃さないようにする.

単純性肥満でも,内臓脂肪蓄積による肥満症ではさまざまな代謝異常を生じ,個々の病態が軽度であっても,それらの集積は強い冠動脈疾患の誘引となるので,全体像を注意深く評価する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら