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今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開 肥満症の病因と病態メカニズム
脂肪細胞遺伝子制御と肥満症
著者: 小川渉1
所属機関: 1神戸大学大学院医学系研究科糖尿病代謝・消化器・腎臓内科
ページ範囲:P.208 - P.209
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肥満の病態形成には脂肪組織の遺伝子発現の変化が深く関与する.
肥満における遺伝子発現変化を制御する機構は明らかではないが,PPARγ依存性の転写カスケードに障害が生じている可能性がある.
脂肪組織における遺伝子操作により,肥満が改善するモデル動物も作成されており,そのような遺伝子は新たな肥満治療の標的となる可能性がある.
肥満の病態形成には脂肪組織の遺伝子発現の変化が深く関与する.
肥満における遺伝子発現変化を制御する機構は明らかではないが,PPARγ依存性の転写カスケードに障害が生じている可能性がある.
脂肪組織における遺伝子操作により,肥満が改善するモデル動物も作成されており,そのような遺伝子は新たな肥満治療の標的となる可能性がある.
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