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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻2号

2005年02月発行

文献概要

今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開 肥満症―減量により改善する病態

高血圧症

著者: 浦信行1 進士靖幸1

所属機関: 1札幌医科大学第二内科

ページ範囲:P.222 - P.224

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ポイント

・肥満者には高血圧が合併しやすく,また高血圧患者には肥満が多い.両者は相互に関係しながら心血管系疾患の重要な危険因子となる.

・肥満合併高血圧発症の機序には,体液量貯留,交感神経活性亢進,インスリン抵抗性などの要因がある.

・治療はライフスタイルの改善を基盤とし,肥満に基づく代謝異常の改善も考慮した降圧薬の選択(RA系抑制薬,α遮断薬)が必要である.また,一部のCa拮抗薬で抗肥満作用が報告されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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