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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻2号

2005年02月発行

文献概要

今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開 肥満症―減量により改善する病態

脂肪肝:NASH

著者: 西原利治1 岩崎信二1 大西三朗1

所属機関: 1高知大学消化器病態学

ページ範囲:P.234 - P.235

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ポイント

本邦成人の2~3割は脂肪肝を有する.

飲酒歴に乏しいのに肝組織像はアルコール性肝炎に酷似する症例をNASH(nonalcoholic steatohepatitis)と呼ぶ.

代謝症候群の肝臓における表現型はNASHであり,肝硬変や肝細胞癌の発生母地となる.

日本人は遺伝的にNASHに高感受性の人種であり,肥満が最大の危険因子である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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