文献詳細
文献概要
今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開 肥満症―減量により改善する病態
脳血管障害
著者: 寺崎泰和1 長束一行1
所属機関: 1国立循環器病センター内科脳血管部門
ページ範囲:P.243 - P.245
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本邦では,肥満は女性のラクナ梗塞の独立した危険因子である.
脳卒中治療ガイドラインでは,肥満が脳卒中の危険因子であることに肯定的な報告も否定的な報告もあることから,脳卒中の再発予防を目的とした肥満の是正には十分な科学的根拠がないとされている.
肥満症を改善することで血管障害のリスクファクターである生活習慣病を是正し,脳血管障害を防ぐことができる可能性がある.
本邦では,肥満は女性のラクナ梗塞の独立した危険因子である.
脳卒中治療ガイドラインでは,肥満が脳卒中の危険因子であることに肯定的な報告も否定的な報告もあることから,脳卒中の再発予防を目的とした肥満の是正には十分な科学的根拠がないとされている.
肥満症を改善することで血管障害のリスクファクターである生活習慣病を是正し,脳血管障害を防ぐことができる可能性がある.
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