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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻3号

2005年03月発行

文献概要

今月の主題 Digital時代の脳神経画像診断 内科医として知っておきたい画像診断法 【神経学的緊急症に対する画像診断の進め方】

失語,構音障害

著者: 高嶋修太郎1

所属機関: 1富山医科薬科大学保健管理センター

ページ範囲:P.428 - P.430

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ポイント

優位半球前頭葉のBroca野が障害されると,言語による表現ができない運動性失語になる.

優位半球側頭葉のWernicke野が障害されると,言語や文字を理解できない感覚性失語になる.

構音障害は,口唇,舌,咽頭などの筋肉やそれを支配する神経の障害で起こる.

ラクナ梗塞では,pure dysarthria syndromeやdysarthria clumsy hand syndromeを呈する場合があり,診断にはMRIの拡散強調画像(diffusion weighted imaging:DWI)が有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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