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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻3号

2005年03月発行

文献概要

今月の主題 Digital時代の脳神経画像診断 内科医として知っておきたい画像診断法 【脳神経疾患を疑ったとき行うべき画像診断】

脳梗塞を疑ったとき

著者: 髙尾昌樹12

所属機関: 1脳血管研究所美原記念病院神経内科 2慶應義塾大学医学部神経内科

ページ範囲:P.455 - P.458

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ポイント

最も大事なことは,脳梗塞を疑うこと.

バイタルサインの確認などに加え,きちんと神経所見をとり,病巣を絞り込むこと.

頭部CTは短時間で施行でき,出血との鑑別を容易に行える.

MRIは早期から虚血病巣を描出できる.しかし専門家による画像読影が必要になることも多い.

脳血流をみる画像検査も有効と思われるが,専門的施設に限られる.

一般臨床の場ではCT,可能であればMRIを施行し,治療を開始するべきである.さまざまな検査に追われて治療開始が遅れたり,患者の状態を見失ってはならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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