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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻3号

2005年03月発行

文献概要

今月の主題 Digital時代の脳神経画像診断 内科医として知っておきたい画像診断法 【脳神経疾患を疑ったとき行うべき画像診断】

代謝性脳症を疑ったとき

著者: 野川茂1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部神経内科

ページ範囲:P.484 - P.488

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ポイント

Wernicke脳症では,頭部MRI T2強調あるいはFLAIR画像で,乳頭体,視床背内側核,中脳水道周囲の灰白質に高信号域を認める.

肝性脳症では,頭部MRI T1強調画像で淡蒼球に高信号域を認める.門脈-大循環性脳症の診断に,腹部MRAや造影CTが有用である.

糖尿病性舞踏病では,頭部MRI T1強調画像で対側の被殻に高信号域を認める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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