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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻4号

2005年04月発行

今月の主題 これだけは知っておきたい不整脈の診かたと治療のポイント

不整脈の扉

不整脈の分類と機序について

著者: 池田隆徳1

所属機関: 1杏林大学医学部第二内科

ページ範囲:P.548 - P.552

文献概要

ポイント

不整脈とは,正常洞調律以外の調律と定義される.

不整脈は徐脈性不整脈と頻脈性不整脈に大別され,頻脈性不整脈はさらに上室性不整脈と心室性不整脈に分けられる.

徐脈性不整脈の機序は,刺激生成能の低下あるいは伝導の途絶・遅延である.

頻脈性不整脈の機序には,リエントリ,異常自動能,激発活動があるが,不整脈が持続する場合の機序はリエントリである.

リエントリは解剖学的な基盤がなくても機能的に成立することは可能で,細動はこれによる代表的な頻脈である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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