文献詳細
文献概要
今月の主題 これだけは知っておきたい不整脈の診かたと治療のポイント 不整脈の扉
緊急に対応すべき不整脈とは
著者: 林明聡1 小林義典1
所属機関: 1日本医科大学第一内科
ページ範囲:P.564 - P.568
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不整脈の発生に伴い意識障害,低血圧,心不全,狭心症をきたしている場合や,治療の遅れによりそのような状況に至る可能性が高いものは緊急治療の適応となる.
心室細動はできる限り早期の電気的除細動が必要であり,時間が経過して心静止となると心迫再開は困難である.
症状のある徐脈性不整脈では直ちにアトロピン投与や経皮的ペーシングで治療を開始し,引き続いて経静脈ペーシング治療を行う.
不整脈の発生に伴い意識障害,低血圧,心不全,狭心症をきたしている場合や,治療の遅れによりそのような状況に至る可能性が高いものは緊急治療の適応となる.
心室細動はできる限り早期の電気的除細動が必要であり,時間が経過して心静止となると心迫再開は困難である.
症状のある徐脈性不整脈では直ちにアトロピン投与や経皮的ペーシングで治療を開始し,引き続いて経静脈ペーシング治療を行う.
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