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今月の主題 これだけは知っておきたい不整脈の診かたと治療のポイント 薬物治療の実際
高齢者,腎・肝不全例,妊娠例での薬物選択のコツ
著者: 山根禎一1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学循環器内科
ページ範囲:P.624 - P.627
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高齢者の抗不整脈治療では,背景となる成因,刺激伝導系の退行変性などを広く考慮に入れて治療を行う必要がある.肝・腎機能障害時には抗不整脈薬の使用量の調節が必要であり,各薬剤の代謝排泄パターンを把握したうえで使用する.腎機能障害例では血清クレアチニン値を指標とし,肝機能障害例では主に血清ビリルビン値を指標として投与量を調節する.原則としてすべての抗不整脈薬は妊婦と胎児に対して毒性をもつと考えなければならない.
高齢者の抗不整脈治療では,背景となる成因,刺激伝導系の退行変性などを広く考慮に入れて治療を行う必要がある.肝・腎機能障害時には抗不整脈薬の使用量の調節が必要であり,各薬剤の代謝排泄パターンを把握したうえで使用する.腎機能障害例では血清クレアチニン値を指標とし,肝機能障害例では主に血清ビリルビン値を指標として投与量を調節する.原則としてすべての抗不整脈薬は妊婦と胎児に対して毒性をもつと考えなければならない.
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