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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻4号

2005年04月発行

今月の主題 これだけは知っておきたい不整脈の診かたと治療のポイント

非薬物治療の適応

ペースメーカの適応となる徐脈性不整脈

著者: 山之内良雄1

所属機関: 1福岡大学筑紫病院内科第一(循環器科)

ページ範囲:P.628 - P.630

文献概要

ポイント

ペースメーカの適応疾患:臨床症状を有する洞不全症候群・徐脈性心房細動,第2度,高度または第3度房室ブロック.症状との関連が明らかでない場合は,心停止3.0秒以上または補充調律の心拍数が40 bpm未満が目安.失神が回避不能もしくは著しく生活を規制する心臓抑制型の頸動脈洞症候群と血管迷走神経性失神.著しい心室内伝導障害を伴う薬剤抵抗性の難治性心不全に,両心室ペーシングが有効.

徐脈性不整脈に対する薬物治療:アトロピン,イソプロテレノールおよび交感神経作働薬テオフィリン,シロスタゾールなど.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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