icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina42巻7号

2005年07月発行

文献概要

今月の主題 臨床で出遭う内分泌疾患 症状・身体所見から疑う内分泌疾患

口渇,多尿

著者: 村瀬孝司1 大磯ユタカ2

所属機関: 1名古屋大学環境医学研究所発生・遺伝分野 2名古屋大学医学系研究科代謝病態内科学

ページ範囲:P.1133 - P.1135

文献購入ページに移動
ポイント

・まずスクリーニング検査で糖尿病や腎疾患を除外する.

・鑑別診断で問題となるのは中枢性尿崩症,腎性尿崩症,心因性多飲症である.

・血漿バゾプレシン値は血漿浸透圧との相対的関係で評価しなければならない.

・中枢性尿崩症の診断には頭部MRI T1強調画像が有用である.

・視床下部病変による中枢性尿崩症では口渇障害を伴うことがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?