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文献概要
今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで 基本的診察法・検査法
血液検査結果の読み方
著者: 角みどり1 大槻眞1
所属機関: 1産業医科大学消化器・代謝内科
ページ範囲:P.1340 - P.1343
文献購入ページに移動ALPはアイソザイムを調べることで由来臓器や疾患を特定できる.
また,臨床症状や他の胆道系酵素の測定,画像診断の併用で診断精度が上がる.
アミラーゼ測定は簡便で頻用されるが,リパーゼのほうが急性膵炎に特異度が高い.
膵酵素の上昇は膵炎の重症度や予後を反映しない.
遷延する膵酵素値の異常は膵癌を否定できない.
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