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今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで 胆膵疾患に必要な画像診断法
どのようにこれらの画像診断を組み合わせるか
著者: 辻野武1 伊佐山浩通1 小俣政男1
所属機関: 1東京大学医学部消化器内科
ページ範囲:P.1362 - P.1365
文献購入ページに移動胆囊癌の局所進展度診断には超音波内視鏡(EUS),MDCTが有用である.
総胆管結石の診断に最も有用性が高いのはEUSである.
MRCPは胆管,膵管を非侵襲的に撮像できスクリーニングとしては有用であるが,空間分解能はERCPに比べ劣る.
膵管内乳頭腫瘍診断において,囊胞自体の描出はMRCPが最も優れ,壁在結節の描出はEUS/IDUSが最も優れている.
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