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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻8号

2005年08月発行

文献概要

今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで 急性胆膵疾患の診断・治療 【胆】

急性胆管炎の診断と治療―結石が存在する場合

著者: 小林毅一郎1 許斐裕之1 田中雅夫1

所属機関: 1九州大学大学院医学研究院臨床・腫瘍外科

ページ範囲:P.1374 - P.1377

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ポイント

胆管結石症に伴う急性胆管炎は,放置すると急性化膿性閉塞性胆管炎となり敗血症へ移行し死亡に至る病態であり,迅速な診断と治療が必要である.

Charcot三徴やReynolds五徴に代表される症状や血液検査,画像診断の所見から重症度を的確に判断する.

治療は胆道ドレナージおよび結石の除去であり,経乳頭的アプローチと経皮経肝的アプローチがある.それぞれの特徴を踏まえて迅速かつ確実に効果の得られる方法を選択することが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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