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今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで 急性胆膵疾患の診断・治療 【膵】
膵仮性囊胞ドレナージ
著者: 内田博起1 廣岡芳樹2 後藤秀実1
所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科病態修復内科学 2名古屋大学医学部附属病院光学医療診療部
ページ範囲:P.1392 - P.1394
文献購入ページに移動膵仮性囊胞ドレナージ術としては,外科的,経皮的および内視鏡的ドレナージが行われている.とりわけ近年では,経乳頭的または超音波内視鏡画像下での囊胞ドレナージが,限られた施設ではあるが行われるようになってきた.
ドレナージ方法の適応は成因や病態をふまえたうえで選択すべきで,今後は,超音波内視鏡画像下での囊胞ドレナージが治療方法としての選択肢の一つになりうると考えている.
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